実は私は、過去に仕事のストレスで会社を辞めた経験があります。
辞めることを決意した日の夜は、今でも忘れられません。
食欲が全くなくなってしまい、お風呂にも入る気がしなくなるんです。
頭の中では会社のことばかり考えて、
「明日も、明後日も今日みたいな日が続くのか…」と考えてしまう。
何もやる気がしなくなって、全く眠れない。
そのストレスで睡眠薬を用いるようになっていました。
なんだか頭が膨張しているような感覚で、音も聞こえなくなりました。
不眠症の酷くなるばかりで、「仕事を辞めたい」、「会社を辞めるんだ」という気持ちばかりが強くなっていたのです。
その時、私は思いました。
「あぁ…今まで知らなかったけど、死にたい気持ちってこんな感じなのかな」
「人生って何なんだろう…。何のために生きてるんだろう…」
私の場合「死にたい」とは思いませんでしたが、
「死にたい気持ちもわかる」「今なら死んだ自分に納得できる」「生きている理由がない」
と思いました。
そして頭の中で、ずっと考えていました。
仕事を辞めるか、どうするか。
辞めるとどうなるんだろう。
親や友達は、私に何て言うだろう。
自分は何て弱い人間なんだろう…。
調子に乗っていた昔がバカみたいだ…。
そこで私は外を散歩することにしました。
その時既に、夜中の3時頃。
(今から寝ても、明日の仕事に支障がでるなぁー)とか考えながら、
コンビニによってお菓子と封筒(辞職届用)を買いました。
そして家に帰って、インターネットで同じような仲間を探したんです。
とにかく誰か同じような人を見て安心したくて。
そこで出会ったのが、このサイトでも紹介させていただいている、
「新宿オーピー廣瀬クリニック」の廣瀬 久益先生の動画です↓
動画に登場する廣瀬 久益先生は、まさにその時 私が欲しい言葉を口にしてくれました。
「頑張らなくていいんだよ」
「仕事だけが人生じゃないよ」
「なんとかなるよ」
「まずはゆっくりしよう」
私はこうして、仕事を辞めました。
自分の弱さを受け入れると、フッと気持ちが楽になった
正直言って私は、今まで自分が強い人間だと思っていました。
学歴はそれなりに良く、それなりに何事もうまくいっていました。
でも、だからこそ、“何か”に縛られていたように思います。
でも、自分の弱さを受け入れて、傍から見れば社会から“脱落”したとき、
これまで得たことのないような感覚を味わったのです。
不思議と焦りはなく、「やっと終わったか…」とホッとする感覚。
1本のレールが途絶えたことで、道路のない無限の道が用意されているような感覚です。
そして私の場合、仕事を辞めてからの人生の方が楽しくなりました(;´∀`)
恐らく背負っていた何かが外れたからだと思います。
良い意味での諦め。
「よし!ここからはもう上に上がるしかないな!」
「長い人生、どうして生きていこうかな」
そう考えるとなんだか、(あぁ、私は今“人生”を生きているんだ)という
意味のわからない気持ちになりました(笑)
そしていろいろ試行錯誤した結果、なんとかなってます。
仕事をして、生きています。
こう言うとなんだか無責任な気もしますが、意外となんとかなるものだと思います。
少なくとも、死ぬことはないと思います。
あなたが乗っている電車は、どこへ向かっていますか?
私は別に、仕事を辞めろと言っているわけではありません(;´∀`)
戦い続ける人生も、それはそれで一興です。
でも、その先には何が待っているのでしょう?
いつかはその不安・ストレスが解消されるのでしょうか?
いつかぐっすりと眠れる日が来るのでしょうか?
そして、今の人生にあなたは満足していますか?
「みんな我慢しているんだから」と、自分に無理をさせていませんか?
「私はこの仕事を辞めると生きていけない」と思っていませんか?
その答えは、私にはわかりません。
しかし、そのまま何かを信じ続けて、気がついたらもう老後。
もしくは、気が付く頃には心を失って、過労死・自殺。
別に脅かすわけではなくて、そういう方も多いんですよ。
それだけ仕事のストレスや不眠は不安へと繋がり、大きな過ちを犯してしまう可能性があります。
私が仕事を辞めた理由も、冗談抜きで「あ、これ続けたら死ぬかも」と思ったからですし。
そして私は、あなたにそのような結末を迎えて欲しくありません。
なぜなら、私もあなたと同じようなことを経験し、そして“たまたま”助かったからです。
今も仕事を辞めたいと思い詰め、眠れない日々を送っている人は多くいると思います。
長くなりましたが、私があなたに言いたいことは、以下のことです。
あなたは今、つらい思いをしていませんか?
それは本当に辞められないことですか?逃げられないことですか?
仮に逃げ出したら、死んでしまうようなことですか?
そしてそれを続ける人生に、満足していますか?
満足していないなら、全てを捨てて一休みしませんか?
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