たまにいただく質問が、「不眠症=うつ病なんですか?」というもの。
これは間違いで、不眠症イコールうつ病ということはありません(´・ω・`)
ただ、不眠症とうつ病に同じ症状はありますし、
不眠症からうつ病になったり、うつ病から不眠症になることもあるようです。
この記事では
- 不眠症とうつ病の違い
- うつ病に多い不眠症のタイプ
について解説します!
あなたが不眠気味の場合には、ぜひチェックしてみてください(*´∀`*)b
不眠症とうつ病の違いとは?
不眠症の定義を簡単にまとめると、以下のようになります。
- なかなか眠れない
- 眠ってもすぐ目が覚める
- 寝ても疲れが取れない
- 朝早く起きてしまう
などの症状が、1ヶ月以上続く
対するうつ病の定義を簡単にまとめると、以下のようになります。
- 気分が著しく落ち込む
- 生きるための活力がない
- 心身ともに影響を受けている
などの状態が、長期間続く
そして、うつ病の症状として以下のようなものがあります。
- 悲観的なことを考えてしまう
- 何もやる気が出ない
- 人と接するのが嫌になる
- 頭痛やめまいがする
- 眠れなくなる
- 息苦しく、動悸がする
- 自殺したくなる
などなど…。
つまり、うつ病の症状の中に、不眠症の症状があるということです。
不眠症でも、うつ病ではない場合は多くありますし、
うつ病でも夜眠れる場合もあります(医者の意見が分かれるところですが)。
このように、不眠症イコールうつ病というわけではありません。
不眠症の症状から、うつ病か簡単チェック!
うつ病の症状に不眠があると言いましたが、
実は不眠症の中でも、うつ病に多く見られる症状があります。
それはズバリ、夜 眠ってもすぐに目が覚めてしまう“中途覚醒”の症状。
というのも、うつ病になると神経が過敏になって、
ちょっとした刺激でも目が覚めてしまうようです。
もちろん中途覚醒は不眠症の症状にも含まれるため、断定はできません。
しかし、もしあなたが夜に眠ってもすぐに目が覚めてしまい、
日常的にやる気が出ないなら、うつ病である可能性は少し高いように思います。
うつ病の治療は、病院の何科?
うつ病の治療は、不眠症と同じく病院の精神科、もしくは心療内科に行ってください。
基本的には精神科で問題ありません。
うつ病でも不眠症でも、まず医者に色々と質問をされると思います。
その質問に答えると、医者がうつ病か不眠症か診断されると思います。
ですので、いずれにしても
「死にたい」と思うほど辛い場合は、今すぐ病院で治療すべき
だと思います。
睡眠薬の副作用がどうとか言ってる場合ではありません。
睡眠薬の副作用で死ぬことはほぼありませんが、うつ病で自ら命を絶つ例はありますから。
ただ、死にたいと思うほどでないのであれば、睡眠薬はよく考えるべきです。
なぜなら、睡眠薬には以下のようなリスクがあるからです。