「自分はついつい、仕事や勉強で夜遅くまで起きてしまう…」
「もしかすると私は、夜型人間なのかもしれない…」
「でも、夜型人間って不健康なのかなぁ…?」
確かに世の中の多くの人は、朝起きて夜に眠ります。
そんな方々を見ていると、夜型生活は“普通”じゃないわけですから、
何か健康的に悪い影響があるのではないかと思ってしまいますよね。
私も以前は典型的な夜型人間で、毎日昼~夕方にかけて眠っていました( ´∀`)
なんだか夜の方が静かだし、集中できる気がするんですよね…。
でも、夜型人間は良いことばかりではありません!
昼夜逆転の生活は仕事に支障をきたすだけでなく、健康や寿命にまで悪影響を及ぼすリスクがあるんです。
ということで、実際 夜型生活が健康に悪いかどうかを見てみましょう。
夜型人間は生活リズムを崩しやすい!?
まずはじめに、人間は昼行性動物、つまり昼間に行動する生物だということです。
そして通常であれば、朝に太陽の光を浴びて、1日のリズムを整えます。
これができない夜型人間の場合、当然ですが生活リズムは崩れやすくなりますよね。
そうすると、以下のようなリスクが高まると言われています。
夜型人間はうつ病になったり、太りやすい?
夜型人間の方が陥りやすい症状は、以下のものです。
- 発がん率の上昇
- ストレスやイライラの蓄積
- 体重の増加(太る)
- うつ病になりやすくなる
などなど…。
人間は遺伝子レベルで昼間に行動するように作られており、
体を修復するホルモンは夜眠っている間に分泌されると言われています。
その時間に眠れなければ疲れはどんどん蓄積してしまい、
体のあちこちに影響を与えかねないというわけですね(;´д`)
更に夜型の生活は、うつ病などのリスクを引き起こすだけではないのです。
夜型人間は、死亡率まで上がる!?
夜型人間の方に多いのが、
最も健康的である7時間の睡眠時間を大幅に超えて眠ってしまうこと。
「別にいいじゃん?」と思われるかもしれませんが、睡眠時間は7時間から遠くなるほど
死亡率が上昇してしまうことが明らかとなっています。
とくに10時間以上眠る人は、7時間眠る人より死亡率が
2倍も高いことが、日本の調査で明らかとなっています。
よって昼夜逆転の生活による体への影響は、尋常ではないんです。
もう、うつ病どころの騒ぎではないですね(^_^;)
最も危険なのは、たまに夜型人間の人
ただ最近の研究では、上で紹介した修復ホルモンは
「深い睡眠であれば夜でなくとも出る」とも言われています。
ですから、毎日のように昼夜逆転生活をしているのであれば、
短期的に見て健康を害する心配はそれほどないのかもしれません。
ただ最も危険なのが、“たまに夜型人間”の人。
つまり週に3日だけ夜型人間になるとか、たまに夜勤があるとか、
土日の夜だけ夜ふかしするとかです。
これは夜型人間ではなく、ただの生活リズムの崩れた人です(;´д`)
夜型でも健康だし治らないままでいいやと、放置してはいけません。
こういった生活をされている場合、
上で紹介したうつ病などのリスクは極めて高くなってしまうでしょう。
夜型人間の生活の直し方については、以下の記事をお読みくださいε”ε”ε”(ノ´・д・)ノ