この記事では、東京・新宿の心療内科・精神科クリニック「新宿OP廣瀬クリニック」
理事長の廣瀬 久益先生が解説されている動画をご紹介します!
テーマは
- 睡眠薬を飲むべき人と、飲むべきでない人
- 睡眠薬の断薬の危険性
です( ´∀`)b
睡眠薬に関する疑問を、動画でわかりやすく説明してくれています。
薬の危険性とお医者さんの現状について、
とても詳しく、わかりやすく解説してくださっています。
ぜひ、動画を見てみてください(´∀`)b
目次
睡眠薬を飲むべき人と、断薬の危険性
以下が動画になりますが、動画の下に要点のまとめを記してあります。
復習も兼ねて、そちらもご覧下さい(´∀`)
以下、要点まとめ
睡眠薬を飲むべき人、飲むべきでない人
不安や不眠が弱い人、もしくは不眠の環境を整えられる人は
睡眠薬以外の治療をしたり、少し様子を見るのも良いでしょう。
しかし自分では抱えきれないほどの不安や不眠があるのであれば、
眠れないこと自体が不安になり、その不安が眠れない原因になってしまいます。
この悪循環にはまってしまうと患者はどんどん眠れなくなってしまうので、
こういった場合に睡眠薬を用いて治療するのも、一つの方法としてはアリだと思います。
しかし、以下のような人は睡眠薬による治療は慎重にならなければなりません。
依存心が強い人は、睡眠薬に注意
薬に対する依存が強い人、つまり…
- 「睡眠薬なんてどれだけ飲んでも大丈夫だろう」
- 「睡眠薬があれば大丈夫。睡眠薬がないと眠れない」
といった考えをされる方は、睡眠薬の処方は慎重にならなければなりません。
睡眠薬で酔ってしまう人も注意
お酒で変な酔い方(攻撃性が強くなる・感情のコントロールができなくなる)をする人は、
睡眠薬を飲むことでハイテンションになってしまうことがあります。
後で冷静になれば絶対にしないようなことでも、薬を飲むとやってしまうことがあるので、
こういった体質の方も薬の服用は慎重であるべきです。
意識障害が起こりやすいタイプの人も注意
例えば一人暮らしの方がハルシオンなどの睡眠薬を飲んで、
夜中に目が覚めてしまった場合。
その人はまだ薬の効果が抜けきれず、ぼーっとしている場合があります。
しかしお腹が空いているものですから、夜中に冷蔵庫をあさり何かを食べてしまう。
ただ頭はぼーっとしているので、お腹が満たされれば片付けはしない。
そして翌日散らかったテーブルを見て、
「一人暮らしなのに誰が食べた!?もしかして泥棒?」と、記憶が残っていない場合がある。
こういった意識障害を起こしやすいタイプもまた、睡眠薬の服用には慎重であるべきです。
睡眠薬に頼らず、自分で治そうという気持ちが大切
ですから、睡眠薬に依存してしまうような気持ちではなく、例え睡眠薬を飲むにしても、
「いつかは自分の力で眠ってやろう」
という気持ちを持つことが大切です。
睡眠薬はあくまでも、一時的な道具として捉えるようにしましょう。
睡眠薬の断薬について
薬の弾薬として基本的に理解しておくべきことは、
いきなり0にしてしまうのはとても危険ということです。
意味があるからこそ薬を処方していたのに、それをいきなり断薬してしまうと
これまで以上の不安に襲われることになります。
しかし!
臨床経験の浅いお医者さんの場合、睡眠薬をいきなり止めてしまう人もいる。
当然 患者は強い不眠や不安を感じるのですが、残念なことに
- 「それくらいは我慢しろ」
- 「なんでも薬に頼るのはよくない」
と、説教する医者までいらっしゃるようです。
薬というものは、その効果と裏腹に危険な側面も当然あります。
だからこそ、投与も減薬も慎重であるべきなのです。
仮に薬を減らす場合は、錠剤を1/8づつ減らしていく程度で良いでしょう。
いきなり0、半分、1/4に減らしてしまうのは危険です。
お医者さんを選びましょう
残念ながら、お医者さんの経験には差があります。
だからこそ、「この人とは合わないな」と思った場合には、
病院を変えるというのも1つの手です。
ですから、まずはしっかりとお医者さんと話し合うこと。
しかし「患者は黙って薬を飲んでおけばいい」というお医者さんもいるので、
その場合は病院を変えることも検討することが大切です。
—–要点まとめここまで—–
いかがでしたか?
病院の先生でも、何でもかんでも信じてはいけないということです。
因みに、睡眠薬を断薬する究極の手段として、
病院へ入院するという方法があります。
その場合、一ヶ月に一体いくらほど費用がかかるのか?については、
以下の記事をお読みください(´∀`)b