眠薬を飲んで、仮に夜眠れたとします。
ここまでは、めでたしめでたし。
しかし!
睡眠薬の副作用が原因で、翌朝、吐き気がする事も多いのです…。
ハルシオンやマイスリー、ドリエルといった薬を服用して、翌日に吐き気を感じた経験はありませんか?
今回は、睡眠薬や睡眠導入剤を服用した時に起こる吐き気や嘔吐について、解説していきたいと思います。
睡眠薬で吐き気を感じる3つのパターンとは?
私たちが睡眠薬を飲む理由は、翌朝すっきりとした気持ちで目を覚まし、
充実した1日を過ごすためだと思います。
しかし睡眠薬のおかげで夜眠れたとしても、翌日の朝から吐き気を感じたり、
気持ち悪くなっているようでは意味がありませんよね。
では、なぜ睡眠薬が原因で吐き気がすることがあるのでしょう?
これには、3つの理由があると言われています。
理由その1.胃を荒らしてしまう
睡眠薬の効果が強すぎるのが原因で、
胃を荒らしてしまい吐き気がする場合があるようです。
特に吐き気が起こりやすいのは、胃の中が空っぽの時のようですね。
因みに吐き気だけではなく、胃もたれや胃が痛いといった症状も見られるようです。
処方された睡眠薬で胃が荒れるようであれば、主治医に相談すると良いでしょう。
理由その2.睡眠薬が効いていない
これは睡眠薬が原因で吐き気がするというよりは、睡眠薬の効果が感じられなくなり、
不眠が原因で翌朝吐き気がしてしまうというものです。
昼夜逆転が治らず吐き気に悩んでいる人は、これが原因の可能性があります。
また不眠の他にも、ストレスや不安が溜まってしまい、吐き気の原因となる事もありますね。
通常、眠るとこれら不安やストレスは解消されるものですから…。
この対処として考えられがちなのが、睡眠薬を増やしてしまうことで事ですが――
それはダメです。
もっとひどい副作用が起きてしまいかねませんから。
ハルシオンなどの睡眠薬の飲み過ぎは、吐き気以外にも頭痛など重大なリスクを引き起こす可能性がありますから自己判断で量を増やさないようにしましょう。
正しい対処法は後にご説明しますね。
理由その3.お酒(アルコール)と一緒に飲んでいる
睡眠薬とお酒(アルコール)を同時に飲んでしまうと、睡眠薬の効果が増してしまいます。
これは一見良いことのように思われるかもしれませんが、
体にかなりの負担をかけてしまいます。
そしてこのアルコールが原因で、以下のような副作用も起こりやすくなってしまいます。
- 息ができなくなる
- 記憶がなくなる
- 感情の抑制ができなくなる
などなど…。
危険なので絶対に辞めましょう。
吐き気の対処方法!
実際に副作用で吐き気が起こってしまった場合、
まずはその場の吐き気を抑えることが大切です。
その場合は、吐き気止めを飲むことが有効です。
アルコールのように飲み合わせが悪いと思われるかもしれませんが、
吐き気止めと睡眠薬は併用しても問題ありません。
まずは吐き気止めを飲んで、体を休ませてあげることが大切だと思います。
そして同時に、そもそも起こらないようにする
私も昔は睡眠薬を服用していたので分かりますが、
副作用って吐き気だけではありませんよね。
頭痛・幻覚・幻聴…。
私のように、精神的に依存してしまう場合もあるでしょう。
ですから、いずれは睡眠薬に頼らなくていいようにすべきです。
栄養で減薬を目指そう!
もしあなたが今睡眠薬を飲んでいるのであれば、
私は“栄養”によって夜に休めるように調整することをおすすめします。
というのも、何を隠そう私も睡眠薬を減薬するために栄養を摂り、
今では薬なしでぐっすりと休めているからです。
睡眠薬の副作用によって、気持ち悪いなどの症状に悩まされることもなく、とても健康的です。
睡眠薬を飲まれていると「今更栄養なんて…」と思われるかもしれませんが、
最近では病院で減薬する時にも“栄養療法”として用いられていますよ!
詳しくは以下の記事をお読みください(´∀`)b