ご家族や友人、恋人が不眠で悩んでいる時、
あなたは、なんとかしてあげたいと思いますよね。
私も当時付き合っていた彼氏が、不眠症に悩んでいたんです。
でも、どのような言葉をかけてあげれば良いのかわからない。
また、自分としては相手を思っての行動・言動だったのに、それが裏目に出てしまった。
これはよくあることです(´・ω・`)
この記事では、眠れないことに悩んでいる本人に対して
起こすべきではないアクションと、その改善案についてお話します。
目次
不眠症の人に「○○すれば眠れるよ!大丈夫!」と声を掛けるのはダメ?
誰でも1度や2度くらい、夜に眠れなくなった経験はあります。
そしてその時、それぞれの方法で眠れるようになったと思うんです。
そんな経験もあって、また相手の役に立ちたいと思って
- 「疲れたら眠れるよ」
- 「外に出てリラックスしてみようよ」
- 「ホットミルクを飲むといいらしいよ」
なんて声をかけてしまいますよね。
確かに上の方法も有効な場合もあるのですが、
不眠で悩んでいる状態って、独りよがりになりがちなんですよね。
ですから
- (そんなことで良くなる訳無いじゃん)
- (今更ホットミルクって…)
- (やっぱりこの辛さは私にしかわからないんだ…)
と、ふさぎ込んでしまう場合があるんですよね。
心配だからといって眠れない人にかける言葉の選び方を誤ると、逆効果になってしまうんです。
ですから、例えば「買い物付き合ってよ」と外で一緒に散歩したり、
夜に「お疲れ様」なんて言いながらホットミルクを入れてあげる。
このような“自然な気遣い”であれば、
相手もすんなりと受け止めてくれることが多いですよ(^-^)
不眠症の人に「病院へ行けば?」と声をかけるのは?
不眠症は病気なのだから、病院で治療する。
これは全く不思議なことではありません。
寝れない人にかける言葉としては、よくあるパターンです。
でも、いざ自分が不眠症となると、なかなか受け入れられないものなんです。
(私が病気!?私っておかしいの…?)と考えてしまうようですね(;´д`)
ですから、
「あなたはきっと病気じゃない。でもそれは先生から聞いたほうが安心だし、
少なくとも今は辛い状態でしょ?きっと良いアドバイスもらえるよ」
と、“病気の状態を治療するため”ではなく、“今より良くなるため”に病院へ行くことを
理解させてあげてください。
まぁその前に、当サイトの不眠対策方法は一通り試して欲しいですけどね( ´∀`)
大切なのは、ストレスを与えないことと、“その人がどうか”を考えること
眠れなくなる原因で最も大きいのが、不安やストレスです。
ですから、相手が不安になることを言わないように気をつければ、
少なくともその言動・行動で悪化する可能性は低いでしょう。
また、“その人がどうか”を考える必要があります。
つまり
- 「人間というのは~」
- 「私の場合は~」
- 「普通は~」
などなど、話を一般化することは、あまりよくないということです。
勿論これらの知識は何も間違っていないことが多いです。
ただ不眠の時は
(一般的ってなんだよ…。私のはもっとひどいよ…)
と考えてしまうんですよね(;´∀`)
ですから、本人には出来るだけ一般的な理論である風には話さず
“あなたの症状から考えていますよ”という風に話しかけてくださいね(^-^)b
まぁ不眠で死ぬ確率は99.99%無いので、不眠で悩む方の近くにいるあなたも
じっくりと改善していくつもりでいてください。
変に煽ると本人も不安ですし、逆にあなたが不眠になってしまうかもしれません(;´∀`)
病院へ行くべきかどうかは、どうやって見極める?
ただ、不眠の症状があまりにひどい場合には、
やっぱり個人で治療することは難しいです。
そのあたりの「病院へ行くべきかどうか」については、
以下の記事を参考にしてください。